庭づくりを満喫!八ヶ岳の自然とともに暮らす家づくりガイド
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- 4月10日
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更新日:6月27日

八ヶ岳の大自然を生かした、気候に強い植栽選びからウッドデッキ活用例までをご紹介。実際の事例を交えて、自分らしい庭と調和する住まいづくりのコツをわかりやすく解説します。
はじめに
標高1,000 mを超える八ヶ岳エリア。澄んだ空気と雄大な山並みが広がるこの地では、広い敷地を活かして「庭を楽しむ暮らし」が味わえます。本記事では、八ヶ岳ならではの自然環境を活かしつつ、庭と家が一体となる住まいづくりのポイントを、実例を交えながらご紹介します。
1. 八ヶ岳で庭を持つ3つのメリット
四季折々の風景を満喫
春:可憐な山野草やクリスマスローズが見頃
夏:深い緑陰と高原の涼風でリフレッシュ
秋:黄金色の落葉樹トンネルを散策
冬:雪化粧の静寂に包まれて
アウトドア時間が増える
バーベキューや焚き火で仲間とリゾート気分
ティピテントを庭に張って、子どもの冒険心を刺激
自宅でリフレッシュ空間を確保
大きな窓から自然光を取り込み、読書やコーヒータイムが格別に
風通しのよい窓辺でリラックス
2. 八ヶ岳の気候に適した植栽プラン
耐寒性を重視
バラ(‘アイスバーグ’など)、ラベンダー、ブルーベリー、コニファー
落葉樹×常緑樹のリズム設計
冬は落葉して室内に陽を届け、夏は濃い木陰で涼を演出
雪害対策
屋根から落ちる雪のルートを想定し、通路や鉢を避けて配置
冬前の剪定で枝折れを防止
3. 実例紹介:S様邸の庭づくり
背景
都市部から移住し、手狭だった庭が10倍に。子どもと愛犬がのびのび遊べる空間を望まれました。
プランのポイント
ウッドデッキ延長:リビングから6 m張り出し、屋外リビングを確保
家庭菜園エリア:東側にシェードネットを張り、春先の寒さを和らげつつレタスやハーブを栽培
夜間照明:ソーラー式ガーデンライトで、子どもが帰宅する際の安全にも配慮
成果
週末のバーベキューや焚き火が定番に
子どもが育てた野菜でサラダを作り、家族の会話が増加
4. 家と庭をつなげるデザイン術
大開口の窓・ガラス戸室内外が一体化し、見た目にも広がりを演出
軒下テラス・ロングデッキ急な雨でも安心して庭で過ごせる
緩やかな段差でゾーニングリビング→デッキ→芝生→菜園…自然な動線で空間に奥行きを
5. プラスαのアイデアで庭時間をアップデート
ガーデンライト演出月明かりのようなLEDで夜の森の雰囲気を再現
生垣・目隠しフェンスウッドフェンスや竹垣など自然素材でプライバシーを確保
雨水タンク&自動散水雨水を蓄え、夏の乾燥期に自動潅水。エコで手間いらず
6. プロへの依頼で失敗ゼロに
造園業者:地域の気候や土壌に詳しく、大規模植栽にも対応
ガーデンデザイナー:ライフスタイルに合わせ、樹木の成長を見据えたプランを提案
おわりに
八ヶ岳の豊かなロケーションを活かした庭づくりは、心と暮らしに彩りを添えます。本記事を参考に、自分だけの“山麓リゾート”を手に入れて、自然とともに過ごす新しい日常を楽しんでください。