失敗しない物件選び!内見で差がつく5つのチェックポイント
- info991630
- 4月28日
- 読了時間: 3分
更新日:7月14日

タイトル
物件は写真や間取り図だけでは分からないことがたくさん。実際に現地を訪れ、内見で見つけたポイントをもとに交渉や準備をすれば、住み始めた後のトラブルを大幅に防げます。この記事では、初心者でも一目で確認できる「5つのチェックポイント」と、一戸建て購入で15万円の値引きに成功した実例をご紹介します。
1. 立地・周辺環境を“体感”して確認
生活利便施設へのアクセス最寄りスーパーや病院までの移動時間を実際に運転してみる。雪道や山道の有無を想定し、冬用タイヤが必要かどうかもチェック。
道路状況と交通量道幅や舗装状態、朝晩の交通量を確認。凍結や落石リスクを想定し、ガソリンスタンドの位置も把握。
騒音・治安夜間の街灯の有無、周辺住戸との距離感をチェック。農作業の機械音やにおいも、時間帯を変えて体感してみる。
2. 室内の“快適度”を細かくチェック
間取りと動線家具を置くイメージでドア・廊下のスペースを確認。狭くないか、通り抜けしにくくないかを見極める。
日当たりと風通し窓の向きや隣家との距離を観察。夏場の風の抜けや日照時間を窓辺で体感。
劣化箇所の有無床のたわみ、壁や天井のひび割れ・シミをチェック。築年数だけでなく、直近のメンテ履歴を必ず確認。
3. 水回り・設備は“必ず動作テスト”
キッチン/バス/トイレ蛇口の水漏れや水圧、排水の流れを実際に試す。お湯が出るまでの時間や温度調整も確認。
給湯器・エアコンリモコンの操作性、フィルターの汚れ具合を確認。エアコンの暖冷房能力をイメージ。
コンセント&通信環境コンセントの数・位置、LANジャックの有無をチェック。テレワークに必要な回線工事が可能かどうかも確認。
4. 安全性・管理体制を“見える化”しよう
セキュリティ設備オートロックや防犯カメラ、インターホンの機能を必ず確認。女性やファミリーは特に優先したいポイント。
共用部の清掃状況ゴミ置き場やエントランスの清潔さから、管理会社の対応力を推し量る。
ハザードリスク洪水・土砂災害のハザードマップで危険度をチェック。周辺の排水設備や地形も観察。
5. 費用面は“見落としゼロ”で試算
物件価格と修繕費リフォームや補修見積もりを事前に取得。
仲介手数料・登記費用司法書士報酬や各種手数料を含めた総額を把握。
ローン関連費用事務手数料、保証料、火災保険、団信生命保険料を含めて比較。
税金の清算固定資産税・都市計画税の売主・買主間の日割り負担を確認。
その他諸費用管理費・修繕積立金、引越し費用、行政手続き費用をおさえる。
実例深掘り:一戸建て購入で15万円値引きに成功したCさんのケース
物件概要
築20年の中古一戸建て(3LDK+庭)
購入形態:自己資金+住宅ローン利用、夫婦+小学生2人
内見で見つけたポイント
キッチン下配管の水漏れ
キャビネット内でわずかに水滴を発見。管理会社見積もりは5万円。
庭先の排水トラップ詰まり
小石・落ち葉で水はけ悪化。雨樋の苔詰まりもあり計3万円。
交渉の流れ
見積もり合計8万円をベースに、将来メンテナンス負担を理由に15万円値引きを打診。
売主が了承し、最終的に15万円の価格調整に成功。
入居後はDIYでパッキン交換・雨樋清掃を実施し、1万円弱で対応。
ポイント: 小さな不具合も「見積もり」を交渉材料に。屋内外の設備両面をチェックすると、交渉力が格段にアップ!
まとめ&チェックリスト
立地・周辺:実際に訪れて道路・施設を体感
室内:動線・日当たり・劣化を細部まで観察
設備:必ず水回り・給湯器などの動作テスト
安全・管理:防犯設備と共用部の清潔度を確認
費用:物件価格以外の諸費用をすべて洗い出し
スマホにチェックリストを保存し、写真やメモを残しながら内見すれば、安心・納得の物件選びが可能です。満足度の高い新生活は、徹底した内見から始まります!